田舎整活!

50代、田舎で家も心も体もスッキリした生活を目指します!

祖母からのプレゼントを処分する

私は、二人の祖母が大好きでした

 

二人の祖母からは、私が結婚した時に使う様に溜めていた

何かのお返しで頂いた食器や、寝具、タオルなどを

沢山貰いました

 

食器は食器棚に収まりきらず、寝室の押し入れに入れたり

寝具は、布団袋に入れて圧縮しても入れる場所も無く

タオルも、衣装ケースに何箱もいっぱいに

押し入れや収納多めな田舎の我が家でも、

物が溢れる状態だったので、

祖母に貰った物でも使い切れない物は、

祖母は、「私にプレゼントした時点で満足しているのだから

 思い切って処分するべきだったんだろう」と

片付け切った今ならわかります

でも当時の私は、大好きな祖母から貰った物だからとそこから

20年近く使わないのに捨てられない物として

家の大切なスペースを占領し続けたのです

 

処分できる様になったきっかけは、祖母から貰ったピアノでした

私が子どもの頃にピアノを習うからと、祖母が買ってくれたのです

私は、ピアノがしたかった訳では無く幼稚園でピアノの時間があり

そのままの延長で卒園してからも、幼稚園にレッスンに通っていました

幼稚園の時は、ピアノも楽しかったのですが、小学校になってからは

スイミングや他の習い事や遊びの方が、楽しくなって

練習しなくなってしまって、全く上達しなくて先生にもキツく言われ

それでも練習しなくて全く弾かなくなりました

辞めさせてもらえず中学に入学するまで習いましたが

全く上達しませんでした

 

妹も習っていたのですが、妹もピアノが好きでは無く

私が結婚した時に親が、私の家にそのピアノを運び込んだのは

驚きました 私の頭の中では、私の家にはピアノを置くとは

全く考えていなかったのです

 

それから娘が生まれ娘もピアノをしばらく習っていたのですが

習っていた近所の先生が、娘が小学校2年生ぐらいの時に

突然亡くなってしまわれてから

ピアノを弾くと悲しくなると言って他の教室に移ることもなく

ピアノもそのまま辞めてしまいました

 

そこから更に10年程は、ピアノは放置されていました

2階の子ども部屋に置いていたので、防災の観点からも

処分したかったのですが、親の反対もあり、気長に何度も説得して

引き取り業者さんに引き取って貰いました

費用は、二万円でした

 

ドイツ製のピアノでしたが、除湿の為にピアノの底に入れたあった

除湿剤から水が溢れピアノの底に穴が開いて、

買い取りして貰えなかったのです

ピアノは修理して海外に送られるそうです

 

貰った物の中で一番大きなピアノが処分できてからは、

弾みがついて祖母に貰った物も使い切ったり、

買い取りして貰ったりと

整理する事ができる様になってきました